簿記の基礎数字入り例題・確認問題付き

簿記3級の仕訳とは?迷わない3ステップと数字入り例題

仕訳は、1つの取引を「何が増減したか」に分け、左右へ同じ金額を記録する作業です。取引パターンの丸暗記より、勘定科目の種類と増減から考えるほうが応用できます。

作成:しわけ帳編集部更新日:2026年9月2日日商簿記3級向け

最初に押さえる3点

1

勘定科目を2つ以上見つける

2

5要素と増減を判断する

3

左右の合計金額を一致させる

BASIC IDEA

考え方の基本

勘定科目は、資産・負債・純資産・収益・費用の5要素に分類できます。現金や売掛金は資産、買掛金や借入金は負債、売上は収益、仕入や支払家賃は費用です。

資産と費用の増加は左側、負債・純資産・収益の増加は右側に記録します。減少した場合は反対側です。最後に左右の合計が一致しているかを確認します。

3 STEPS

問題を解く手順

  1. 1

    勘定科目を見つける

    文章を読み、増えたものと減ったもの、または発生した権利・義務・収益・費用を勘定科目へ置き換えます。

  2. 2

    5要素と増減を判断する

    各勘定科目が資産・負債・純資産・収益・費用のどれかを確認し、増えたのか減ったのかを判断します。

  3. 3

    左右へ記入して検算する

    増減ルールに従って左右へ配置し、両側の合計金額が同じになっているか確かめます。

EXAMPLE

数字入り例題:家賃を現金で支払った場合

店舗の家賃20,000円を現金で支払った。

左側の勘定科目金額右側の勘定科目金額
支払家賃20,000円現金20,000円

支払家賃は費用の増加なので左側です。現金は資産の減少なので右側です。左右とも20,000円になり、金額が一致します。

QUICK TABLE

すぐ確認できる整理表

項目左側右側
資産増加減少
負債減少増加
純資産減少増加
収益減少・取消増加
費用増加減少・取消

間違いやすいポイント

現金を払ったから左側、と決めない

現金は資産です。支払って減少した現金は右側に記録します。入金・出金だけで左右を決めないようにします。

左右の科目数は同じでなくてもよい

複合仕訳では左右の科目数が異なることがあります。必ず一致させるのは科目数ではなく合計金額です。

SELF CHECK

理解度チェック

答えを考えてから「答えを見る」を開いてください。

Q1銀行から100,000円を借り入れ、普通預金へ入金されたときの仕訳は?答えを見る

答え:普通預金 100,000円 / 借入金 100,000円

普通預金という資産と、借入金という負債が同時に増加します。

Q2資産が減少したときは左右のどちらに記録しますか?答えを見る

答え:右側

資産は増加が左側、減少が右側です。

NEXT STEP

理解したら、5問で定着させよう

取引と仕訳」の仕訳・知識問題を1問ずつ採点できます。

5問に挑戦

作成方針:学習者が仕訳の理由を理解できるよう、独自の数字入り例題で構成しています。AIを補助的に使用していますが、公開内容は簿記3級の基本事項に沿って整理しています。本サイトは試験実施団体の公式サイトではありません。

試験範囲や申込方法は、日本商工会議所の公式情報をご確認ください。