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現金過不足の仕訳を図解|不足・超過・決算時の処理

現金過不足は、帳簿上の現金残高と実際に数えた現金が一致しないとき、一時的に差額を記録する勘定科目です。最初に実際有高へ現金残高を合わせると、左右を判断しやすくなります。

作成:しわけ帳編集部更新日:2026年9月2日日商簿記3級向け

最初に押さえる3点

1

最初に帳簿残高と実際有高を比較

2

現金を実際有高へ合わせる

3

決算まで原因不明なら雑損・雑益

BASIC IDEA

考え方の基本

実際有高が帳簿残高より少なければ、帳簿の現金を減らします。現金という資産の減少は右側、相手科目の現金過不足は左側です。実際有高のほうが多い場合は反対になります。

後日原因が分かった場合は、現金過不足を原因となった勘定科目へ振り替えます。決算日まで原因が分からなければ、不足は雑損、超過は雑益で処理します。

3 STEPS

問題を解く手順

  1. 1

    差額を計算する

    帳簿残高から実際有高を引き、差額がいくらか、不足か超過かを確認します。

  2. 2

    現金を実際有高へ合わせる

    実際有高が少なければ現金を右側、多ければ現金を左側へ記入します。相手科目は現金過不足です。

  3. 3

    原因判明または決算で振り替える

    原因が判明した部分は正しい費用・収益などへ、残った原因不明額は決算時に雑損または雑益へ振り替えます。

EXAMPLE

数字入り例題:現金が1,000円不足していた場合

帳簿上の現金は10,000円だが、実際有高は9,000円だった。原因は不明である。

左側の勘定科目金額右側の勘定科目金額
現金過不足1,000円現金1,000円

帳簿上の現金を実際有高へ合わせるため、現金を1,000円減らします。現金の減少は右側、原因不明の差額は現金過不足として左側です。

QUICK TABLE

すぐ確認できる整理表

項目左側右側
実際有高が少ない現金過不足現金
実際有高が多い現金現金過不足
決算時も不足原因が不明雑損現金過不足
決算時も超過原因が不明現金過不足雑益

間違いやすいポイント

発見時にすぐ雑損へしない

決算前に差額を発見し、原因がまだ分からない場合は現金過不足で一時処理します。

差額ではなく残高を書かない

仕訳する金額は帳簿残高や実際有高の全額ではなく、その差額です。

SELF CHECK

理解度チェック

答えを考えてから「答えを見る」を開いてください。

Q1帳簿残高25,000円、実際有高27,000円、原因不明の場合の仕訳は?答えを見る

答え:現金 2,000円 / 現金過不足 2,000円

実際有高へ合わせるため、帳簿上の現金を2,000円増やします。

Q2決算時、不足原因が最後まで分からなかった場合の勘定科目は?答えを見る

答え:雑損

原因不明の不足額を費用である雑損へ振り替えます。

NEXT STEP

理解したら、5問で定着させよう

現金・預金」の仕訳・知識問題を1問ずつ採点できます。

5問に挑戦

作成方針:学習者が仕訳の理由を理解できるよう、独自の数字入り例題で構成しています。AIを補助的に使用していますが、公開内容は簿記3級の基本事項に沿って整理しています。本サイトは試験実施団体の公式サイトではありません。

試験範囲や申込方法は、日本商工会議所の公式情報をご確認ください。